スタッフ紹介 - 横須賀市の整体なら「ひしぬま整体院」

スタッフ紹介

ひしぬま整体院からのごあいさつ

皆さん、こんにちは。ひしぬま整体院 院長 菱沼 修です。

私は整体師になる前は、サラリーマンとして23年間過ごしてきました。

営業や内勤、物流センターの現場を預かる社員など、色々な仕事を経験してきました。

整体を始めたきっかけや、整体院の開業、五十肩の経験、整体への想いなどをお話させていただきますね。

試練続きのサラリーマン時代

まずは私のサラリーマン時代の経験から。最初に就職した会社はバブルがはじけた後に業績が悪化。私が入社してから10年ほどでライバルである同業他社に吸収されてしまいました。

次の会社に転籍してしばらく後、物流センターに配属されアルバイトや派遣社員をまとめる現場監督的な仕事に就きました。

自分なりにやり甲斐を見出して頑張っていましたが、”やって当たり前”の仕事ではなく、”やって喜ばれる”仕事をしたい。ずっとそう考えていました。

 

整体を始めたきっかけ

実は私は学生時代に少林寺拳法をやっていて、その技の体系の一つに「整体法」というのがあり、当時先輩や仲間に整体をやってあげると「お前は整体がうまいな」と褒められていました。

そのことが胸の中にあり、自分の中で整体をやりたい気持ちがどんどん強くなっていきました。そして「整体をやろう」と決心しました。

定年後に開業するという選択肢もありましたが、長時間労働に加え日勤と夜勤を繰り返すハードな仕事です。やっぱりできるだけ早く独立しよう。そう思いながらも会社を辞めますの一言がなかなか上司に言えず、結局会社を退職したのはそれから4年後の44才の時でした。

独身とはいえ、上司や同僚、両親にも反対されず、むしろ応援してくれた人もいたのは意外でしたが、今まで多くの人にお世話になった分、これからは恩返しをするつもりでやっていこうと心に誓いました。

 

独立開業そして五十肩

 

そこで整体の技術をはじめ、東洋医学の考え方や解剖学などを学びました。そして学校を卒業した2012年の8月に開業。当時は今日はどんなお客さんが来るのか、そう思うとワクワクしたのを覚えています。

社会人になってこんな気持ちになったのは初めてでした。しかし、開業してしばらくすると、肩に痛みが出るようになりました。着替えるのもままならず、つまずいて腕をとっさに前に出すと「ズッキーン！」という衝撃が肩に走るのです。

肩に雷が落ちたかのようでした。五十肩の整体師だなんてシャレにもなりません。このままではヤバい、と思い　整体の学校の先生にお願いして施術をしてもらうことにしたのです。

ところが、先生はなぜか肩ではなく、腕を押し始めました。あれ、なんで腕なんだ？と思ったのもつかの間、これがメチャクチャ痛い。必死に痛みをこらえていると先生が言いました。

「はい、菱沼さん、立ってみましょう。腕を上げてみて下さい」まだ肩押してないんだけどな、という怪訝な気持ちで言われた通りにやってみたら、スッと腕が上がるではありませんか。

あれ～、何でだ、と私のつぶやきを聞いた先生が一言。「腕の使いすぎですね」そうなのです。痛いのは肩ですが、本当に悪かったのは腕だったのです。すごく痛かったけど、こんな鮮やかに症状が軽くなったのでビックリしました。改めて整体の底力を知ると同時に施術を受ける人の痛みがわかり、この経験こそが私の技術を大きく向上させるターニングポイントとなったのです。

それからというもの、私は今まで以上に徹底的にビフォーアフターを繰り返し、「腕を押されたら腰が熱くなった」「足を押したら首がポカポカしてきた」というお客さんの一言を大切にしました。普通の整体師さんだったら「気のせいだろう」と聞き流してしまうようなつぶやきです。

今の私の技術があるのは数えきれないほどの施術経験の結果であり、痛みに悩む人々を救うための本当の知識と知恵があります。

それらは全て現場で培われたものであり、決して座学では得られないものばかり。

とはいえ、ここまで技術を確立させるまでの道のりは決して平たんではありませんでした。私の施術を受けたお客さんは皆口を揃えて「痛い」と言っていました。

ですが、私は信念を持って整体を行なっています。なぜなら症状が改善され、人のためになっていると実感しているからです。

こんな紆余曲折を経て今の私があります。これもすべて自分に必要だったから起きたこと。施術が終わったあとの皆さんの笑顔と喜びを糧に、今日もお役目を果たすべく頑張っています。

ひしぬま整体院
菱沼 修

 

資格・経歴